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三蔵一行は寅将軍、特処士、熊山君らの妖怪に捕まり、唐の太宗につけてもらったお供の者2人が食われる。 | 太白星(金星)に助けられる。三蔵と馬1頭だけとなる。 |
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三蔵は山で虎、大蛇、猛獣、怪獣に囲まれるが山の猟師(劉伯欽)に助けられる。 | 劉伯欽の家に泊めてもらい、伯欽の亡父の供養をして感謝される。 |
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三蔵、両界山の石の箱の中にいた孫悟空(斉天大聖)に遭遇する。 | 三蔵が封じ札を剥いで孫悟空を助け出し、孫行者というあだ名をつけて弟子にする。 |
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両界山を越えたあたりで虎に襲われる。 | 悟空が如意棒でたたき殺し、虎の皮を剥いで腰巻にする。 |
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三蔵と悟空は6人の追いはぎに襲われる。 | 悟空が6人全員をたたき殺すが三蔵にとがめられ、三蔵のもとを去る。 |
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観音菩薩が三蔵に緊箍児と緊箍呪(定心真言)を授ける。 | 龍王に諭されて三蔵のもとにもどった悟空は、頭に箍(たが)をはめられる。 |
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蛇盤山の谷川から龍(西海龍王敖閏の第三子、玉龍)が出てきて三蔵の白馬を食ってしまう。 | 観音菩薩が龍を白馬に変える。以後、三蔵はこの龍馬に乗って旅を続ける。 |
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観音院という寺に泊めてもらった際、寺の院長(金池長老)は三蔵の袈裟が欲しくなり、夜中に三蔵と悟空を焼き殺すため放火する。 | 計画が悟空にばれて、観音院は全焼。金池長老は悲嘆に暮れて自殺する。 |
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観音院が燃えている間に近くの黒風山黒風洞の妖怪(黒熊の精)が三蔵の袈裟を火事場泥棒する。 | 悟空は観音菩薩とともに黒熊の精を降伏させる。観音菩薩はこれを守山大神(普陀落伽山の番人)として使うため南海に連れて帰る。 |
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烏斯蔵国の高老荘に泊まった際、高太公からむすめ婿の妖怪(猪剛鬣)を退治してほしいと頼まれる。 | 妖怪は悟空と戦うが、観音菩薩から聞かされていた唐僧が来ていることを知り帰順する。三蔵は八戒というあだ名をつけて二番目の弟子にする。 |
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浮屠山で烏巣禅師に会う。(特に事件性なし) | 三蔵は烏巣禅師から般若心経を教わる。 |
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黄風嶺で黄風洞の黄風大王(もと黄色い毛の貂鼠)の手下の虎に三蔵をさらわれる。 | 悟空は黄風大王と渡り合うが敗れる。霊吉菩薩の法力を借りてこれを打ち負かし三蔵を救出する。 |
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流沙河にさしかかった時、河から妖怪が飛び出してきて三蔵をさらおうとする。八戒が水中で3度戦うが決着つかず。 | 悟空は観音菩薩に助けを求める。妖怪は観音菩薩から聞いていた唐僧が来ていることを知り帰順する。三蔵はこれに沙和尚というあだ名をつけて三番目の弟子とする。 |
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三蔵一行はある裕福な屋敷に泊めてもらうが、そこの後家と3人の娘に婿になってくれと誘惑される。八戒だけが誘いに乗って婿入りする。 | 翌日、八戒が木に縛られて発見される。後家と娘たちは女仙や女菩薩の化身であり、八戒はだまされたことを知り面目まるつぶれとなる。 |
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人参果 |
万寿山にある五荘観に立ち寄ったとき、そこの珍宝である「人参果」(草還丹)という果物を悟空たちが盗み食いする。これをとがめられて腹を立た悟空は人参果の木をなぎ倒してしまう。三蔵一行は五荘観の主、鎮元子に捕まえられる。 | 鎮元子が人参果の木を活きかえらせて返せというので、悟空は観音菩薩を呼んできて人参果の木を元通りに再生してもらう。 |
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白虎嶺で白骨夫人なる妖怪が人間に化けて三蔵に近づく。若い娘、老婆、老人に化けて試みるが3度とも悟空が見破ってこれをたたき殺す。 | 三蔵は悟空が人間を殺したと思いこんで悟空を破門する。悟空は生まれ故郷の花果山に帰る。 |
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(猟師大量殺害事件) |
500年ぶりに故郷の花果山に戻った悟空が目にしたものは、500年前の天兵との大戦で荒れ果てた山と、猟師のえじきとなる子分の猿たちだった。 | 悟空は大風をあやつって山に狩に来た猟師千人余りを殺害し、甘露と仙水で山の緑をよみがえらせる。 |
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三蔵は碗子山波月洞の黄袍怪に捕らえられるが、妖怪の妻にされていた宝象国の姫に助けられる。三蔵は宝象国の国王から姫を救出してほしいと懇願される。 | 八戒と沙悟浄が妖怪退治に出向くが歯が立たず、沙悟浄が捕らえられる。八戒は花果山に行って悟空に助けをもとめ、悟空と黄袍怪が戦う。悟空は黄袍怪が天界の奎木狼であることをつきとめ、黄袍怪(奎木狼)は天界に連れ戻される。 |
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平頂山の蓮花洞にすむ金角大王と銀角大王によって三蔵、八戒、悟浄が捕らえられる。 | 悟空が金角、銀角を退治する。観音菩薩が太上老君の童子2人を借りて金角、銀角に化けさせて三蔵一行の取経の志を試したことが判明する。 |
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三蔵一行が宝林寺に泊まった時、三蔵の夢の中に死んだ烏鶏国の国王が出てきて、「雨乞い道士」に殺された恨みをはらしてほしいと頼まれる。 | 悟空と八戒が井戸から国王の死体を引き揚げて、老君の金丹を使って生き返らせる。国王に化けていた「雨乞い道士」を悟空たちは退治しようとするが、文殊菩薩の獅子王だったことが分かり、文殊菩薩が引き取っていく。 |
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号山という山で火雲洞に住む紅孩児(聖嬰大王)という妖怪に三蔵をさらわれる。紅孩児の放つ三昧の真火によって悟空は仮死状態となる。 | 八戒のマッサージで悟空は蘇生する。悟空は観音菩薩に助けを求める。観音菩薩は法力によって紅孩児を降し、善財童子という名前を与えて仏門に入れる。 |
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黒水河という黒い大河にさしかかった時、船の船頭に化けた化け物に三蔵と八戒が捕らえられる。悟空は黒水河の河神から化け物が西海龍王の甥であることを聞かされる。 | 悟空は西海龍王のところに行って、無法者の甥を捕まえるように談判する。西海龍王は太子の摩昂を黒水河に派遣して甥を捕まえさせる。 |
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三蔵一行は車遅国という国にさしかかる。この国では虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙という3人の化け物が道士になりすまして権勢をふるっているため道士がもてはやされ、僧侶がないがしろにされていた。 | 悟空は道士にこき使われていた僧たちを解放する。さらに化け物道士と雨乞い、坐禅、透視、首切り、腹裂き、油釜入浴などの勝負をして勝ち、虎力大仙、鹿力大仙、羊力大仙を打ち負かす。 |
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三蔵一行は通天河にさしかかり近くの陳家荘に泊めてもらう。霊感大王が陳家荘の子供2人をいけにえとして食うという話を聞いて、悟空と八戒がいけにえの子供に化けて霊感大王をやっつけに行くが逃げられてしまう。 | 霊感大王は通天河を凍らせて、三蔵がその上を渡っているときに底に引きずり込む。悟空は観音菩薩に助けを求める。観音菩薩が霊感大王を捕らえると、観音菩薩の蓮花池から逃げた金魚だった。 |
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金兜山の金兜洞に住む独角大王に三蔵、八戒、悟浄が捕まえられる。悟空は大王に歯がたたず、天界から托塔李天王や雷公、火徳星君、火徳星君などに助っ人として来てもらうが勝てなかった。 | 悟空が如来に助けを求めに行くと、如来は大王の本性を見抜く。大王は太上老君の牛小屋から逃げた青牛だった。悟空は太上老君に来てもらって青牛を連れて帰ってもらう。 |
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西遊記の事件簿(2)へ続く |