第一回 孫悟空 からの引用
|
|
直訳(by 冬眠)
はるか大昔、東勝神州に大海に臨む傲来国があり、海の中に一つの山があった。その名を花果山という。
(許)、 (東)、 (勝)、 (個)
(臨)
許多=たくさん、ずいぶん
その山の頂上には仙石が一つあり、万余年来、天地日月の精華を受けてしだいに霊気を有するようになった。
(華)、 (漸)、 (霊)、 (気)
逐漸=しだいに、だんだんと
ある日、この石が突然裂けて丸い石が一つ迸(ほとばし)り出た。この石は風にあたってすぐに一匹の石猿になった。歩くことを学習し、両目には二つの金色の光を有していた。
(開)、 (円)、 (風)、 (習)
猛然=突然、急に
圓(円)=丸い、まるい
頃刻=わずかの時間、たちまち、ほどなく
猴=サル 行走=歩行する
天上の玉皇大帝は金色の光を見て、すぐに手下の千里眼と順風耳を南天門まで派遣して様子を観察させた。すぐに彼らは玉帝に様子をご報告申し上げた。
(門)、 (観)、 (後)、 (報)
便=すぐに
派=派遣する 報=報告する
観望=成り行きを見る。様子を見る。
随後=あとで、つづいて、すぐ
玉帝は後で事情を知って怪しいとは思わなかった。
(為)=〜とする、〜とみなす
|